エクセルで十分、会計ソフトはまだ必要ない。

さずがに手書きやノートブックは使っていなくても、エクセルを利用して経理業務、帳簿の作成を行っている方も多いと思います。エクセルに慣れている方も多いですし、会計ソフトの初期投資や月額請求などを考えると、経費面でも安く導入が出来ます。 WINODWSパソコンを購入した際に、エクセルワードと言った『Microsoft Office』が使えるようになっていますよね。

エクセルを使っても、仕訳、出納帳、試算表、月次損益計算書、伝票処理、収支報告書など、殆どの会計処理の書類は作成することが出来ます。

エクセルなら大体のパソコンで使えますし、『WPS Office』なら無料でも使えるツールで、エクセルの代わりに利用出来て、今は、MAC版も提供されているので困りません。
 
 
エクセルと会計ソフト、どちらを選ぶか。

エクセルのファイルであれば、経理内部のやりとりも他部署とのやりとりも簡単にデータを共有することも出来ますし、新規のパソコン入れ替えなどでも会計ソフトのように個別の再インストールの必要も無く、ファイルの移動だけで済みますね。計算式やマクロを使って、カスタマイズも顧客ごとや取引内容ごとに処理するなど、集計など含めて、いろいろな対応も出来るのがエクセルを使うメリットでもあるかもしれません。

とは言ってもエクセルは、やはり表計算ソフトで、会計専用のソフトではありませんので、限界もあれば、効率も良いとは言えません。実際、そこまで作りこむには、マクロ関数などスキルのある人材が必要ですし、エクセルも使いこなせる人材が必要になります。もしその人が辞めたりしたらどうなりますか?効率を上げるどころか、仕事が進まなくなってしまいますよね。

また、会計基準や法規も毎年のように変更されています。ちょっとした計算式やマクロ関数の修正なども、これでは、対応出来ない状況に陥ってしまいます。

そんな心配が必要ないのが、会計ソフトです。今の会計ソフトは、そこまで経理の知識が無くても使えるインターフェイスが用意されていて、直感的に使える作りになって来ています。税金や給与などの法改正でもソフトのメーカーから自動的にアップデートや更新などの連絡があり、担当者が四苦八苦する必要も無くなっています。
 
 
ミスも減らせて、効率化をアップする

会計ソフトを使うことで、月次のP/LやB/S、決算の準備など、書類作成も簡単に処理することが出来ます。年度締めに関しては、会計事務所などに依頼することになると思いますが、殆どの会計事務所が、Quickbooksに対応していますので、そのままデータを提供するだけで済みます。

もっとも、ソフトの導入当初は操作方法を覚えたりと、慣れるのに時間が掛かると思いますが、慣れてしまえば、作業スピードもアップして、計算での間違いなども無くなり、正確なデータをいつも得ることが出来るようになります。

オンラインサービスを利用すれば、インターネットの環境さえあれば、自宅でも外出先でも作業することができます。今は、スマホで作業される方も多いので、オンライン(クラウド型)のサービスで、よりスピーディに処理を行えるようになります。

業務効率化やミス防止を第一に考えているのであれば、会計ソフトの導入をオススメします。
 
 

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