インストールも済んで、ファイルの準備も出来たのに、実は、まだ使えない状態です。会計処理のための『Chart of Accounts』『Vender』『Customer』など、まだまだ使用するために必要な登録項目が残っています。
もちろん、使いながら、いつでも項目は追加や削除が出来るので、初めから全てを登録しなくても大丈夫ですよ。
次のステップ、『Chart of Accounts』の登録を始めましょう。
会社やお店のための経理処理に必要な情報を登録します。Chart of Accountsである勘定科目、Vendorの仕入、購入先の情報登録、Customerであるお客様の情報などを登録します。『Chart of Accounts』については、Quickbooksにはあらかじめベースになる『Chart of Accounts』のデータが登録されているので、一から登録しなくてもまずは大丈夫です。そのベースになるデータを使用して、始めることが出来ます。
『Chart of Accounts』のリストから、自分の会社やお店に合ったアカウント情報を選択したら、必要のない項目を削除したり、独自の項目や名称を変更するなどして、自社や自店に合わせた勘定科目を作り上げます。
『Chart of Accounts』の項目は、いつでも追加や変更が出来ますので、まずは、経理処理を始めるために必要な勘定科目の登録を行いましょう。
*必要と思われる全ての勘定科目を登録しなくても、日々の経理処理で、必要になった時に登録しても構わないと言うことです。ただ、項目の追加や変更については、登録した経費項目が一度でも、使用、保存されると、Quickbooksが必要項目として認識することになるので、後で必要なくなったとしても削除などが出来なくなります。
登録する項目は、自分自身もそうですが、会計情報として分かりやすい名目で、必要な項目のみを登録する方が良いです。誰でも扱えて分類されますし、誰が見ても同じ理解を得るためにも重要です。当然、経費の流れを把握して、経営判断の材料としての役目を果たすためでもありますので、しっかり考えて、項目を登録するようにしてください。前年の決算情報や利用している会計事務所さんなどに相談して、登録項目を決めて行くのが良いのではないでしょうか。
*自分や会社(お店)などでしか理解出来ない名目では、多分に突っ込まれるケースも出て来るので、基本的には世間に広く浸透している名目で登録するのがオススメです。
経費などの使用では、詳細を詳しく理解するためにも細かく名目を設定したいケースもありますので、その場合は、メインとなる項目を決めて、その配下にそれぞれの経費名目を追加すると、月次表などが分かりやすく、また見やすい状態にすることが出来ます。
<会計用語>
⭕️『Chart of Accounts』 勘定科目について…
*下記の動画は、Quickbooksのオンラインサービスの『Chart of Accounts』に関する解説動画です。デスクトップバージョンとは、大分印象は異なりますが、やることは全く同じですので、参考までに。
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